PayPal

Paypal は世界中で利用可能なアメリカのオンライン決済プロバイダーで、サブスクリプション料金を請求しない数少ないプロバイダーの1つです。

注釈

PayPalは`200以上の国/地域 <https://www.paypal.com/webapps/mpp/country-worldwide>`_で利用可能ですが、`サポートされている通貨 <https://developer.paypal.com/docs/reports/reference/paypal-supported-currencies>`_は限られています。

PayPalでの設定

PayPalアカウント設定にアクセスするには、PayPalにログインし、アカウント設定`を開き、:guilabel:`ウェブサイト支払 メニューを開きます。

PayPalアカウントメニュー

重要

Odoo内 でPayPalを動作させるには、 オートリターンPDT オプションを有効にする必要があります。

オートリターン

オートリターン 機能は支払が処理されると顧客を自動的にOdooにリダイレクトします。

ウェブサイト支払 から、 ウェブサイト設定 ‣ アップデート ‣ ウェブサイト支払用オートリターン ‣ オートリターン に進み、 On を選択します。guilabel:返送URL フィールドにOdooデータベースのアドレス(例:https://yourcompany.odoo.com)を入力し、保存 します。

注釈

どのURLでも大丈夫です。Odooは別のURLを使用するため、設定を有効にするだけです。

支払データ転送(PDT)

PDT により支払い確認の受信、顧客への支払い状況の表示、支払の真正性の確認が可能になります。ウェブサイト設定 ‣ 更新 から 支払データ転送 までスクロールダウンし、 On を選択します。

ちなみに

PayPalは、 オートリターン支払データ転送 (PDT) が有効になるとすぐに、PDT IDトークン を表示します。PDT IDトークン が必要な場合は、トークンを再度表示するために 支払データ転送 を無効にして再度有効にして下さい。

PayPalアカウントオプション

支払時にPayPalアカウントでのログインを促さないことをお勧めします。デビットカードやクレジットカードでお支払頂く方が、より簡単で便利です。このプロンプトを無効にするには、 アカウント設定 ‣ ウェブサイト支払 ‣ 更新 に進み、 PayPalアカウントオプションオン を選択して下さい。

支払メッセージフォーマット

顧客名や住所にアクセント文字(または主要なラテン文字以外)を使用する場合、OdooからPayPalに送信される支払リクエストのエンコード形式を設定する必要があります。設定しないと、一部の取引が予告なく失敗します。

これを行うには、あなたの本番アカウント にアクセスして下さい。そして 他のオプション をクリックし、2つのデフォルトエンコーディングフォーマットを UTF-8 に設定します。

ちなみに

Odooでの設定

OdooはPayPalアカウントと接続するために API認証情報 を必要とします。これを行うには、 会計 ‣ 設定 ‣ 決済プロバイダー に移動し、PayPal を 有効化 を選択します。次に、 認証情報 タブにPayPalアカウントの認証情報を入力します:

  • Eメール: PaypalでのログインEメールアドレス;

  • PDT IDトークン: 取引の真正性を検証に使用されるキー。

テスト環境

設定

PayPal sandboxアカウントで、Odooの支払フロー全体をテストすることができます。

PayPalの認証情報を使用して Paypal開発者サイト にログインし、2つのsandboxアカウントを作成します:

マーチャントアカウントを使用してPayPal sandboxにログインし、同じ設定手順に従ってください。Odooでサンドボックスの認証情報を入力します( 認証情報 タブの:menuselection:会計 --> 設定 --> 決済プロバイダー --> PayPal、ステータスが テストモード に設定されていることを確認します)。

サンドボックスの個人アカウントを使ってOdooからテスト取引を実行します。