Amazonコネクタ設定

OdooではユーザがAmazonセラーアカウントをデータベースに登録することができますが、設定を完了する前にユーザはAmazonセラーアカウントを持っている 必要があります

まず、Amazonにログインし、ヘッダーセクションにあるドロップダウンメニューから、アカウントスト ‣ 出品アカウントを開始 に移動して、Amazonの有料出品用アカウントを設定します。

次に、Amazonで販売 ページで、サインアッププロセスに従い、最後に以下の手順に従ってOdooにAmazon出品用アカウントを登録・リンクします。

Amazon出品用アカウントをOdooに接続する

OdooでAmazon出品アカウントを接続するには、 :メニュー選択:`販売アプリ --> 設定 --> コネクタセクション` に移動し、 Amazon同期 機能を有効にして 保存 をクリックします。

次に、 販売アプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定 ‣ コネクタセクション に戻り、 Amazon同期 設定の下にある Amazonアカウント リンクをクリックします。

Odoo販売のAmazon同期設定の下にあるAmazonアカウントリンク。

そうすると、別の Amazonアカウント ページが表示されます。ここから 新規 をクリックして、新しいAmazonアカウントを作成し、リンクします。

空白の Amazonアカウント フォームページで、まずアカウントの名前を決めます(例:アメリカマーケットプレイス)。次に、 認証情報 タブで、 ホームマーケットプレイス ドロップダウンメニューから、出品者アカウントが最初に作成されたマーケットプレイスを選択します。

Odoo販売アプリケーションの典型的なAmazonアカウントフォームページ。

保存後、 認証情報 タブのフィールドは Amazonとリンク ボタンに置き換えられます。

Odoo販売の典型的なAmazonアカウントフォームページとAmazonとのリンクボタン。

そのボタンをクリックすると、Amazonのログインページにリダイレクトされるか、ユーザがすでにAmazonにログインしている場合は、必要な同意ページに直接リダイレクトされます。

ログインページで、希望のAmazon出品用アカウントにログインします。

同意ページで、AmazonがOdooにアカウントと関連データへのアクセスを許可することを確認します。

確認後、AmazonはユーザをOdooに戻し、アカウントが登録されます。

Amazonアカウントが正常に登録されると、このアカウントで利用可能なマーケットプレイスがOdooと同期され、:guilabel:`マーケットプレイス`タブに表示されます。

必要であれば、同期マーケットプレイスのリストからアイテムを削除して同期を無効にします。

OdooでのAmazonオーダ

Amazonのオーダが同期されると、Odooの販売オーダ上に最大3つの行項目が作成されます。1つはAmazonマーケットプレイスで販売されたプロダクト、1つは送料(もしあれば)、1つはギフトラッピング料金(もしあれば)です。

販売オーダ商品のデータベースプロダクトの選択は、内部参照`(`FURN001 のようにOdooでカスタマイズ可能なプロダクト参照識別子)とマーケットプレイス商品のAmazon SKU、配送料のAmazon 配送コード、ギフトラッピング料金のAmazon ギフトラッピング コードを照合することで行われます。

マーケットプレイスプロダクトの場合、ペアリングは Amazonオファー として保存され、アカウントフォームの:guilabel:オファー スマートボタンの下に表示されます。

Odoo販売のアカウントフォームにあるAmazonオファースマートボタン。

オファーはペアリングが確立されると自動的に作成され、その後のオーダでSKUを検索するために使用されます。一致するSKUのオファーが見つからない場合、内部参照が代わりに使われます

ちなみに

オファーのプロダクトまたはSKUを変更することで、マーケットプレイスアイテムを特定のプロダクトと強制的にペアリングすることが可能です。オファーは、まだ自動的に作成されていない場合、手動で作成することができます。

これは、内部参照がSKUとして使用されていない場合や、プロダクトが異なる条件で販売されている場合に便利です。

指定されたAmazon SKUまたはギフトラッピングコードに一致する内部参照を持つデータベースプロダクトが見つからない場合、デフォルトのデータベースプロダクトである Amazon販売 が使用されます。指定されたAmazon配送コードに対応するデータベースプロダクトが見つからない場合は、デフォルトプロダクトである Amazon配送 が同様に使用されます。

注釈

デフォルトプロダクトを変更するには、 開発者モード を有効にして、 販売アプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定 ‣ コネクタ ‣ Amazon同期 ‣ デフォルトプロダクト に移動します。

プロダクト税設定

Odooでアマゾンの販売税申告を可能にするため、販売オーダ項目に適用される税金はプロダクトに設定されたもの、または会計ポジションによって決定されたものになります。

Amazonセラーセントラル とOdooの間の小計の不一致を避けるために、Odooでプロダクトに正確な税を設定するか、会計ポジションに税を設定させて下さい。

注釈

Amazonは必ずしもOdooで設定された税と同じ税を適用しないため、Odooと Amazonセラーセントラル の間でオーダ合計が数セント異なる場合があります。このような違いはOdooの支払消込時に消去することで解決できます。

新規マーケットプレイスの追加

全てのマーケットプレイスはAmazonコネクタでサポートされています。新しいマーケットプレイスを追加するには、以下の手順に従って下さい:

  1. 開発者モード を有効化します。

  2. 販売アプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定 ‣ コネクタ ‣ Amazon同期 ‣ Amazon マーケットプレイス にアクセスして下さい。

  3. 新規 をクリックして新規マーケットプレイスレコードを作成します。

  4. マーケットプレイスIDを API識別子 フィールドに入力し、マーケットプレイスの Amazon地域マーケットプレイスIDと地域用のAmazonドキュメンテーション に記載されているように選択し、 セラーセントラルURLセラーセントラル用Amazonドキュメンテーション に記載されているように選択します。

  5. レコードの 名前Amazon.<country code> に設定し、簡単に検索できるようにします(例:Amazon.se)。guilabel:API識別子地域、:guilabel:`セラーセントラルURL`フィールドには、それぞれAmazonドキュメントに記載されている マーケットプレイスID、選択したAmazonリージョン、セラーセントラルURL の値を格納しなければなりません。

  6. マーケットプレイスが保存されたら、 販売アプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定 ‣ コネクタ ‣ Amazon同期 ‣ Amazonアカウント に行き。アマゾンアカウント設定を更新します。

  7. 新しいマーケットプレイスを利用するアカウントを選択し、マーケットプレイス タブに移動し、利用可能なマーケットプレイスを更新 をクリックします。操作が成功するとアニメーションが表示されます。新しく追加されたマーケットプレイスは自動的に同期化されたマーケットプレイスリストに追加されます。新しいマーケットプレイスがリストに追加されない場合、セラーアカウントと互換性がないか、利用できないことを意味します。

参考

  • 機能

  • 管理