EU域内遠隔販売¶
EU域内遠隔販売とは、VAT目的登録業者からEU加盟国に所在する個人(B2C)に対する商品・サービスの国境を越えた取引を指します。取引は、通常、オンラインプラットフォーム、通信販売、電話、その他の通信手段を通じて遠隔で行われます。
EU域内の遠隔販売は、特定のVAT規則および規制の対象となります。業者は、買い手の国で適用されるVAT税率に従ってVATを請求しなければなりません。
注釈
仕入先が欧州連合域外に所在する場合でも、この規定は適用されます。
設定¶
EU域内遠隔販売機能**は、あなたの会社の国に基づいて新しい **会計ポジション と 税 を作成し設定することにより、この規制に準拠するのに役立ちます。この機能を有効にするには、 に進み、 EU域内遠隔販売 にチェックを入れ、 保存 して下さい。
ちなみに
税金を追加または変更するたびに、自動的に会計ポジションを更新することができます。そのためには、 に行き、 税マッピングを更新 をクリックします。
注釈
使用する前に、提案されたマッピングが販売するプロダクトやサービスに適しているかどうかを確認することを強くお勧めします。
One-Stop Shop (OSS)¶
欧州連合が導入した OSS システムは、商品・サービスの 国境を越えた 販売におけるVAT徴収を簡素化するものです。主に企業対消費者 (B2C) のケースに適用されます。OSSにより、企業は自国でVAT登録を行い、単一のオンラインポータルを使用してEU域内の販売に関するVAT義務を処理することができます。2つの主要なスキーム があります: 国境を越えたサービスに対する EU OSS スキームと、 €150以下の商品に対する 輸入OSS スキームです。
レポート¶
OSS販売 または OSS輸入 レポートを作成し、OSSポータルに提出するには、 に進み、 レポート:汎用レポート をクリックし、OSS販売 または OSSインポート を選択します。選択したら、左上の PDF、 XLSX、または XML をクリックします。これにより、現在開いているレポートが選択したフォーマットで生成されます。生成されたら、管轄の連邦当局のプラットフォームにログインし、OSSポータルに提出して下さい。