Ogone

Ogone, は、Ingenico Payment Services としても知られており、フランスに本社を置く企業で、安全な電子取引に関わる技術を提供しています。

警告

プロバイダのOgoneは非推奨です。代わりに Stripe を使用することをお勧めします。

Ogoneの管理設定

APIユーザを作成する

Ogoneアカウントにログインし、 設定 タブにアクセスして下さい。

Odooからの取引作成に使用する APIユーザ を作成する必要があります。メインアカウントを使用することもできますが、APIユーザ を使用することで、万が一Odooで使用されている認証情報が流出しても、Ogoneの設定にアクセスすることはできません。さらに、APIユーザ のパスワードは、通常のユーザと異なり、定期的に更新する必要はありません。

APIユーザ を作成するには、 設定 ‣ ユーザ`に行き、 :guilabel:`新規ユーザ をクリックして下さい。以下のフィールドを設定する必要があります:

  • UserID: 何でも好きなものを選んで下さい。

  • ユーザ名、Eメール、タイムゾーン: なんでも好きなものを入力できます。

  • Profile: should be set to Admin.

  • API用特別ユーザ: を確認する必要があります。

ユーザの作成後、パスワードを生成する必要があります。パスワードと UserID は、後の設定で必要になりますので、保存しておいて下さい。

ちなみに

既にユーザが設定されている場合は、そのユーザがエラーなく有効化されていることを確認して下さい。有効化されていない場合は、有効化(エラー) ボタンをクリックするだけで、ユーザがリセットされます。

Odoo用にOgoneを設定する

OgoneがOdooからの支払を受付けるように設定する必要があります。設定 ‣ 技術情報 ‣ グローバルセキュリティパラメータ`にアクセスし、:guilabel:`ハッシュアルゴリズム として SHA-512 を、文字エンコーディング として UTF-8 を選択します。次に、同じページの データおよび発信元承認 タブを開き、 eコマースとエイリアスゲートウェイ セクションの URL フィールドを空白にします。

ちなみに

Odoo内で sha-1sha-256 などの別のアルゴリズムを使用する必要がある場合は、 開発者モード を有効化し、 会計 ‣ 設定 ‣ 決済プロバイダー決済プロバイダー ページに移動します。Ogone をクリックし、 認証情報 タブの ハッシュ関数 フィールドで使用するアルゴリズムを選択します。

SHA-IN パスフレーズを生成する必要があります。SHA-INSHA-OUT パスフレーズはOdooとOgone間の取引リクエストとレスポンスにデジタル署名するために使用されます。これらのシークレットパスフレーズと sha-1 アルゴリズムを使用することで、両システムは相手から受取った情報が変更・改ざんされていないことを確認することができます。

eコマース & エイリアスゲートウェイ用認証ダイレクトリンクとバッチ(自動)用チェック の両方に同じ **SHA-IN**パスフレーズを入力します。IPアドレスフィールドは空白のままにしておくことができます。

SHA-IN**と**SHA-OUT のパスフレーズは異なるもので、16文字から32文字の間で設定して下さい。Odooは1つの SHA-IN と1つの SHA-OUT パスフレーズしか許可しないため、Ogone設定全体を通して同じ SHA-INSHA-OUT パスフレーズを使用して下さい。

SHA-OUT キーを取得するには、Ogoneアカウントにログインし、設定 ‣ 技術情報 ‣ 取引フィードバック ‣ 全取引送信モード に進み、APIキークライアントキー を取得または生成して下さい。新しいAPIキーを生成しないと、後でAPIキーを取得することができないため、APIキーをコピーするように注意して下さい。

完了したら、設定 ‣ 技術情報 ‣ 取引フィードバック に移動し、以下のオプションをチェックして下さい:

  • ブラウザのHTTPリダイレクトURL フィールドは空のままでもかまいません。Odooは取引リクエストごとにこれらのURLを指定するためです。

  • リダイレクトURLの取引フィードバックパラメータを受取りたい: チェックを入れて下さい。

  • Direct HTTPサーバからサーバリクエスト: オンラインだがオンラインリクエストに失敗した場合、遅延リクエストに切替 に設定する必要があります。

  • 両方の URL フィールドがデータベースによって置換えられた <example> と同じ、以下のURLを含む必要があります: https://<example>/payment/ogone/return.

  • ダイナミックeコマースパラメータ は以下の値を含む必要があります: ALIAS, AMOUNT, CARDNO, CN, CURRENCY, IP, NCERROR ORDERID, PAYID, PM, STATUS, TRXDATE。 他のパラメータを指定することも可能ですが (Ogone との他の統合でパラメータが必要な場合)、お勧めしません。

  • 全ての取引送信モード セクションで、SHA-OUT パスフレーズを記入し、ステータス変更HTTPリクエスト を無効にします。

顧客が今後の使用のためにクレジットカード情報を保存できるようにするには、 設定 ‣ エイリアス ‣ 自分のエイリアス情報 にアクセスして下さい。このタブでは、ユーザがどのようにカード情報を保存するか、情報を保存する期間、カード情報を保存するチェックボックスを表示するかなどを設定することができます。

Odooでの設定

OdooでOgoneを設定するには、 会計 ‣ 設定 ‣ 決済プロバイダー にアクセスし、Ogone決済プロバイダーを開きます。guilabel:認証情報`タブで、Ogoneアカウントの **PSPID** を入力し、その他のフィールドは :ref:`Ogoneポータル<ogone/ogone> で設定した通りに入力して下さい。