ケニア

設定

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eTIMS

The Kenya Revenue Authority (KRA) has implemented the electronic Tax Invoice Management System (eTIMS) for tax collection.

To submit documents through eTIMS, you must use an OSCU that integrates with the existing Trader Invoicing System (TIS), such as the one provided by Odoo. The OSCU is used to validate, encrypt, sign, transmit, and store tax invoices.

注釈

OSCUデバイスを完全に使用するには、必ず Kenya eTIMS EDI モジュールを インストール して下さい。

OSCUデバイスの初期化

使用前にOSCUを初期化する必要があります。そのためには 管理設定 ‣ 一般設定 に移動し、 会社 セクションの 情報更新 をクリックし、 税ID を入力します。

OSCUを初期化するため:

  1. Go to Settings ‣ General Settings and scroll down to the Kenya eTIMS Integration section.

  2. 初期化のために eTIMSサーバモードテスト に設定します。

  3. デバイスの シリアル番号 を入力し、2つのチェックボックスにチェックを入れます。

  4. :guilabel:`Initialize OSCU`をクリックします。

注釈

3つのサーバモードが利用可能です:

  • デモ: モックデータを使用し、初期化されたOSCUを必要としません;

  • テスト: eTIMSへの接続をテストするために使われます;

  • 本番: データを送信する準備ができているライブデータベースに使用されます。

重要

デバイスが既に**初期化**されている場合(例えば他のERPを通して)、 開発者モード (デバッグモード) を有効にして下さい。次に、 ケニアeTIMS統合 セクションの ユニットID フィールドにユニットのIDを、 CMCキー フィールドに以前の初期化で取得したキーを入力します。完了したら 保存 をクリックします。

OSCUモジュール**が :ref:`初期化済 <kenya/initialization>` になると、**国ケニア に設定されたデータベース上の各企業に対して、OSCUシリアル番号が生成されます。シリアル番号は企業のVAT番号に基づいて生成されます(その有効性は問いません)。このシリアル番号は、接頭辞 ODOO で始まり、会社の VAT 番号 と連続した数字で構成される一意なものです。

eTIMSでの登録

納税者はKRAポータル<https://etims.kra.go.ke/basic/login/indexLogin>`_に登録し、アカウントを作成する必要があります。まだアカウントをお持ちでない方は、こちらをご覧下さい:

  1. 登録し、**PIN**を入力し、電話番号、Eメールアドレス、住所など全ての情報が正しいことを確認して下さい。間違いがある場合は、iTaxのページ<https://itax.kra.go.ke/KRA-Portal/>`_で訂正して下さい。

  2. 入力された電話番号に :abbr:`OTP (ワンタイムパスワード)`が送信されます。プロモーションメッセージが届かない場合はブロックを解除して下さい。

  3. **事業主ID**または**取締役ID**(iTaxに記載されているもの)を、記入・署名済の**誓約書**とともにアップロードして下さい。

  4. **eTIMSダッシュボード**で、ページ上部の サービスリクエスト をクリックします。eTIMSタイプ**として OSCU を選択し、サードパーティインテグレーターとして Odoo KE LTD を入力し、先ほど取得した貴社のOSCUシリアル番号を入力します。

注釈

サービスリクエストの承認は通常迅速に行われます。時間がかかる場合は、eTIMSオペレーションまたはKRAオフィスに連絡して下さい。

誓約書

  • パート1: 納税者の情報を記入します。

  • パート2: 事業主*または*取締役の情報を記入して下さい。

  • パート3: Odooに記載されているシリアル番号を入力して下さい。

  • パート4: **OSCU**にチェックを入れ、Odoo KE LTD PIN `PO52112956W`を入力し、お使いのOdooのバージョン(17.0以降)を入力します。

  • パート5: 必須項目にチェックを入れ、日付を記入し、署名して下さい。

eTIMSコード

共通標準コードは2日ごとに KRA eTIMS API サーバーから 自動的に 取得されます。手動で取得するには、以下の手順に従って下さい:

  1. Enable the 開発者モード (デバッグモード).

  2. Go to Settings ‣ Technical ‣ Automation: Scheduled Actions and search for KE eTIMS: Fetch KRA standard codes.

  3. リストのアクションをクリックし、 手動で実行 をクリックしてコードを取得します。

取得したOSCUコードの完全なリストを表示するには、:menuselection:`会計 --> 設定 --> KE OSCUコード`にアクセスします。

取得済のOSCUコード。

UNSPSCコード

KRAはプロダクトを**登録**するためにUNSPSCコードを必要とします。UNSPSCコードは毎日KRA eTIMS APIサーバから**自動的に**取得されます。手動で取得するには、以下の手順に従って下さい:

  1. Enable the 開発者モード (デバッグモード).

  2. Go to Settings ‣ Technical ‣ Automation: Scheduled Actions and search for KE eTIMS: Fetch UNSPSC codes from eTIMS.

  3. リストのアクションをクリックし、 手動で実行 をクリックしてコードを取得します。

プロダクトフォーム**に移動し、:guilabel:`会計`タブで、:guilabel:`UNSPSCカテゴリ`フィールドをクリックして、取得したUNSPSCコードの完全なリストを表示します。

通知

通知は毎日 KRA eTIMS API サーバから 自動的に 取得されます。手動で**取得するには、以下の手順に従って下さい:

  1. Enable the 開発者モード (デバッグモード).

  2. 設定 ‣ 技術 ‣ 自動化: スケジュールされたアクションKE eTIMS: eTIMSからKRA通知を取得 を検索して下さい。

  3. リストのアクションをクリックし、:guilabel:`手動で実行`をクリックして通知を取得します。

:menuselection:`会計 --> 設定 --> KE OSCU 通知`にアクセスし、取得した通知の全リストを表示します。

複数会社

参考

会社

:ref:`複数会社<accounting/multi-company>`をお持ちの場合、全てを1つのOdooデータベースで集中管理することができます。KRAはIDを使用することで、**本社**と**子会社**を識別・区別します。さらに、子会社は本社の**支店**として分類されます。

会社のIDを設定するには、**設定**アプリを開き、 会社`セクションの :guilabel:`情報更新 をクリックし、 eTIMS支店コード フィールドを検索します。複数の会社が存在する環境では、**メインの会社**の支店IDは`00`になります。主会社で*ない*会社は`00`以外の支店IDを持ち、KRAによってIDが割当てられます。

支店を追加するには、**会社設定**の 支店 タブに行き、 明細追加 をクリックします。

主要ではない会社の**支店ID**をKRAから取得するには、主要会社にケニアの 税ID があり、OSCUデバイスが 初期化済 されていることを確認します。次に、 支店 タブに移動し、 KRAからの入力 をクリックします。

注釈

  • KRAは、**供給地**をそれぞれ別の支店(ID)とみなしています。

  • The OSCU device must be initialized independently for each branch.

連絡先支店ID

連絡先に支店IDを割当てるには、連絡先フォームにアクセスし、:guilabel:`会計`タブに移動して、:guilabel:`eTIMS支店コード`フィールドに支店コードを入力して下さい。

注釈

デフォルトでは、連絡先の支店IDは`OO`に設定されています。

KRA 付番

重要

Odoo invoice sequences and KRA sequences are different.

Odooでは、顧客請求書のシーケンスは**主要会社**に依存します。主要会社は支店の顧客請求書を見ることができますが、支店は主要会社の請求書や他の支店の請求書を見ることができません。

KRAは支店ごとに**独立した**付番を必要とします。そのため、Odooは支店ごとに個別に付番を管理します。

Example

主要会社の支店が2つある場合、顧客請求書の順序は以下のようになります:

  • **支店1**で請求書を作成: INV/2024/00001;

  • **支店 2**で請求書を作成: INV/2024/00002;

  • **主要会社**で請求書を作成: INV/2024/00003。

このようにOdooはKRA規制に準拠した付番管理を行っています:

  • **支店1**で請求書を作成: INV/2024/00001;

  • **支店 2**で請求書を作成: INV/2024/00001;

  • **主要会社**で請求書を作成: INV/2024/00001。

保険

**ヘルスサービスプロバイダー**の場合、本社と支社の保険情報を送信し、eTIMSで更新することができます。これを行うには、 会計 ‣ 設定 ‣ 管理設定`に進み、 :guilabel:`ケニアeTIMS統合`セクションまでスクロールし、 :guilabel:`コード名前レート`フィールドに入力します。完了したら :guilabel:`保険詳細を送信する をクリックします。

プロダクト登録

KRAでは、業務(在庫移動、部品表、顧客請求書など)を行う前に、まず**プロダクトを登録**する必要があります。プロダクトを登録するには、プロダクトフォームに以下のフィールドを定義する必要があります:

  • In the 一般情報 tab: 原価

  • In the Accounting tab:

    • 梱包単位;

    • 梱包数量;

    • 原産国;

    • eTIMSプロダクトタイプ;

    • 保険適用;

    • UNSPSCカテゴリ.

上記の要素が定義されていれば、KRA にオペレーションを送信する際にプロダクトが自動的に登録されます。登録されていない場合は、画面上部に黄色いバナーが表示され、不足している要素を確認するよう促されます。

プロダクト登録テンプレート。

在庫移動

**在庫移動**は全てKRAに送信する必要があります。社内業務や在庫調整であれば顧客請求書は必要ありません。従って、以下の条件の少なくとも1つが満たされれば、Odooは自動的に顧客請求書を送信します:

  1. 移動の連絡先が設定されていません;

  2. 連絡先は主要会社または主要会社の支店です。

仕訳が**外部業務**(例えば、主要会社またはその支店以外の連絡先)の場合、顧客請求書がeTIMSに送信された*後*、自動的に在庫移動が送信されます。

注釈

  • 顧客請求書をeTIMSに送信する前に在庫移動を確認する必要があります。

  • 在庫移動をeTIMSに送信するには、プロダクトが 登録済 である必要があります。プロダクトがまだ登録されていない場合、黄色いバナーがプロダクトの登録を促します。

購買

Odooは毎日自動的にeTIMSから新しい仕入先請求書を取得します。取込まれた仕入先請求書を確認し、確認書をKRAに送信する必要があります。仕入先請求書を確認するには、1つまたは複数の確認済みの購買明細にリンクされている必要があります。

購買の場合(通関輸入ではない)、仕入先請求書と明細を紐づける手順は以下の通りです:

  1. Go to Accounting ‣ Vendors ‣ Bills. The vendor bill is fetched from the KRA servers. The JSON file is available in the chatter of the vendor bill if needed.

  2. Odooは仕入先(取引先)の 登録番号 (PIN)を参照します;

    • もし不明の場合、新規連絡先(取引先)が作成されます。

    • 既存の連絡先と支店IDが同じ場合、Odooは既存の連絡先を使用します。

  3. KRA から取得した仕入先請求書で、プロダクト を選択します。各仕入先請求書には、後で確認し eTIMS に送信するプロダクトが含まれていなければなりません。

  4. Odooは前のステップで入力されたプロダクトと取引先(もしあれば)に一致する既存の購買明細をチェックします。:guilabel:`購買明細`フィールドをクリックし、プロダクトに一致する適切な購買明細を選択します。仕入先請求書の数量は、購買オーダに記載されている入荷数量と同じでなければなりません。

    取得した仕入先請求書の明細と一致する既存の購買オーダ明細がない場合は、 購買オーダ作成 をクリックし、一致しない明細に基づいて購買オーダを作成します。 結果在庫移動を 検証`し、仕入先請求書を :guilabel:`確認 します。

  5. Set a method in the eTIMS Payment Method field..

  6. 全ての手順が完了したら、 eTIMSに送信 をクリックして仕入先請求書を送信します。仕入先請求書がeTIMS上で確認されると、**KRA顧客請求書番号**が eTIMS 詳細 タブに表示されます。

仕入先請求書登録手順。

請求

注釈

KRAでは在庫のないプロダクトの販売は受付*ません*。

これはOdooで販売する際の**推奨される販売フロー**です:

  1. Create a sales order.

  2. 配送を :guilabel:`検証`します。

  3. 顧客請求書を 確認 します。

  4. Click Send and print, and then enable Send to eTIMS.

  5. Click Send & print to send the invoice.

顧客請求書が送付され、KRAが署名すると、以下の情報が記載されます:

  • KRA 顧客請求書番号;

  • 必須KRA顧客請求書フィールド、 SCU情報, 日付, SCU ID, 領収書番号, 項目数, 内部日付,および **領収書署名**など;

  • KRA税一覧;

  • 署名済顧客請求書用の一意の**KRA QRコード**

インポート

税関輸入コードは毎日 KRA eTIMS API サーバから 自動的に 取得されます。手動で取得するには、以下の手順に従って下さい:

  1. Enable the 開発者モード (デバッグモード).

  2. Go to Settings ‣ Technical ‣ Automation: Scheduled Actions and search for KE eTIMS: Receive Customs Imports from the OSCU.

  3. リストのアクションをクリックし、 手動で実行 をクリックしてコードを取得します。

Go to Accounting ‣ Vendors ‣ Customs Imports to view the imported codes.

以下の手順は、**税関輸入**を送付し、KRAの署名を得るために必要です:

  1. Go to Accounting ‣ Vendors ‣ Customs Imports; The customs import is fetched automatically from the KRA.

  2. インポートされたアイテムを プロダクト フィールドの既存の登録プロダクトとマッチさせます(関連プロダクトが存在しない場合はプロダクトを作成します)。

  3. Set a vendor in the Partner field.

  4. 取引先に基づいて、輸入商品を関連する購買オーダと照合して下さい (購買手順 を参照)。税関輸入が承認された時点で、在庫が正しく調整されていなければなりません。

    関連する購買オーダが存在しない場合は、購買オーダを作成し、 確認`します。その後、 :guilabel:`プロダクトを入荷 をクリックして配送オーダを確認し、購買オーダの 検証済 をクリックします。

  5. 商品の状況に応じて 照合して承認 または 照合して拒否 をクリックして下さい。

注釈

KRAから受信したJSONファイルは、税関輸入のチャターに添付されます。

部品表

KRAは全ての部品表をKRAに送ることを要求しています。部品表をeTIMSに送信するには、プロダクトとその構成品が 登録済 である必要があります。プロダクトの部品表にアクセスするには、プロダクトをクリックし、 仕入先請求書 スマートボタンをクリックして下さい。

プロダクトフォームの 会計 タブの KRA eTIMS詳細 セクションに KRA の必須フィールド が入力されていることを確認し、 eTIMSに送信 をクリックします。BOMの送信が成功するとチャターで確認され、添付されたJSONファイルで送信された情報を確認することもできます。

クレジットノート

KRAは最初の顧客請求書より高い数量や価格のクレジットノートは受け付けません。クレジットノートを作成する際には、KRAの理由を示す必要があります: クレジットノートフォームで eTIMS詳細 タブを開き、 eTIMSクレジットノート理由 を選択し、 次の逆仕訳 フィールドで顧客請求書番号を選択します。