Google画像によるプロダクト画像¶
Odooで適切なプロダクト画像を持つことは様々な理由で役に立ちます。しかし、多くのプロダクトに画像が必要な場合、画像の割当てに非常に時間がかかります。
幸い、Odooデータベース内に Googleカスタム検索 APIを設定することで、プロダクトの画像を(バーコードに基づいて)見つけることができるため、非常に効率的です。
設定¶
Odooデータベースで Googleカスタム検索 を利用するには、データベースとGoogle APIの両方が適切に設定されている必要があります。
注釈
無料のGoogleアカウントでは、ユーザは1日あたり100枚まで無料で画像を選択できます。それ以上の枚数が必要な場合は、課金アップグレードが必要です。
Google APIダッシュボード¶
Google Cloud Platform API & サービス <https://console.developers.google.com/>`_ページにアクセスし、Googleカスタム検索APIの認証情報を生成します。その後、Googleアカウントでログインします。次に :guilabel:利用規約
にチェックを入れて同意し、 同意して進む をクリックします。ここから、認証情報を格納する API プロジェクトを選択(または作成)します。まず、覚えやすい プロジェクト名 をつけ、(もしあれば) ロケーション を選択し、作成 をクリックします。
左サイドバーで 認証情報 オプションを選択した状態で、 認証情報を作成 をクリックし、ドロップダウンメニューから APIキー を選択します。
そうすると APIキーが作成されました ポップアップウィンドウが表示され、カスタム APIキー が表示されます。ポップアップウィンドウの あなたのAPIキー をコピーして保存します。キーをコピーしたら(後で使うために保存したら)、閉じる をクリックしてポップアップウィンドウを削除します。
このページで`カスタム検索API` を検索し、選択します。
カスタム検索API ページから、有効化 をクリックしてAPIを有効にします。
Googleプログラム可能な検索ダッシュボード¶
次に、Googleプログラム可能な検索エンジン にアクセスし、開始する ボタンのいずれかをクリックします。まだログインしていない場合は、Googleアカウントでログインします。
新しい検索エンジンを作成する フォームで、検索エンジンの名前と検索する内容を記入し、必ず 画像検索 と セーフサーチ を有効にして下さい。
:guilabel:`作成`をクリックしてフォームを検証します。
すると、新しい検索エンジンが作成されました という見出しの新しいページが表示されます。
このページから カスタマイズ をクリックして ページを開きます。次に、 検索エンジンID フィールドのIDをコピーします。このIDはOdooの設定に必要です。
Odoo¶
Odooデータベースの 統合 セクションまでスクロールします。ここから Google画像 の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。そして 保存 をクリックします。
にアクセスし、次に、 統合 セクションまでスクロールします。次に、 Google画像 機能の下にあるフィールドに APIキー と 検索エンジンID を入力します。
に戻り、保存 をクリックします。
Googleカスタム検索APIを使用したOdooのプロダクト画像¶
Odooでプロダクトに画像を追加することは、どのプロダクトやプロダクトバリアントでも可能です。この処理は、プロダクトページにアクセスできるOdooアプリケーション(例:販売 アプリ、在庫 アプリなど)で完了できます。
以下は、Odoo *販売*アプリケーションを使用して、*Googleカスタム検索API*を利用してOdooのプロダクトに画像を割当てる方法を詳しく説明するステップバイステップガイドです:
*販売*アプリの プロダクト ページに移動します ( )。または、*販売*アプリの プロダクトバリアント ページに移動します ( )。
画像が必要なプロダクトを選択します。
注釈
バーコードはあるが画像はないプロダクト(またはプロダクトバリエーション)のみが処理されます。
1つ以上のバリアントを持つプロダクトが選択された場合、前述の基準に一致する各バリアントが処理されます。
プロダクトページの アクション ⚙️ (歯車) アイコンをクリックし、ポップアップするメニューから Google画像から写真を入手する を選択します。
表示されたポップアップウィンドウで 写真を入手 をクリックします。
クリックすると、画像が少しずつ表示されます。
注釈
最初の10枚だけがすぐに取り込まれます。10枚以上を選択した場合、残りはバックグラウンドジョブとしてフェッチされます。
バックグラウンドジョブは1分間に約100枚の画像を処理します。Googleが許可した定数(無料または有料プランのいずれか)に達した場合、バックグラウンドジョブは24時間待機します。その後、前日に停止した処理を続行します。
参考
Google Cloud請求先アカウントの作成、変更、または閉鎖 <https://cloud.google.com/billing/docs/how-to/manage-billing-account>`_