自動化規則¶
サブスクリプションが稼動している以上、顧客と常に最新の情報を共有することが重要です。手動で購読者リストを確認する手間を省くには、自動化を利用するのが効率的です。そこでOdooの 自動化規則 機能が活躍します。
Odoo サブスクリプション アプリケーションでは、ユーザは自動Eメールの設定、販売担当者のタスクの作成、さらには利用者に満足度アンケートを送信し、その顧客経験を評価してもらうことができます。
自動化規則を作成¶
自動化規則を作成するには、まず
に移動します。ここにサブスクリプションの自動化規則が全てあります。自動化規則 ページには、各規則の 名前、 ToDo、自動化規則の トリガ条件、規則が適用される 会社 が表示されます。
既存の自動化規則を表示または修正するには、このページから希望の規則をクリックします。
注釈
既存の自動化規則を変更すると、フォームの アクション セクションがグレーアウトされ、次のような警告が表示されます: 予期せぬ動作を避けるため、アクションデータは更新できません。代わりに新しいアクションを作成して下さい。
新しい自動化規則を作成するには、 新規 をクリックします。
新規 をクリックすると、空白の:guilabel:自動化規則
フォームが表示され、様々なフィールドを設定することができます。
自動化規則のフォームフィールド¶
アクション名: 自動アクション規則のタイトル。
適用対象セクション¶
適用対象 セクションは、この自動アクションがどのサブスクリプションオーダ/顧客に適用されるかを指定します。
MRR範囲: 目標とする月間経常収益の範囲を指定します。
MRR変更(以上): 目標とする月間経常収益の変更を、パーセントまたは通貨単位で指定します。
Over: 指定されたKPI(主要業績評価指標)が計算される期間を選択します。
評価満足度: 満足度を 以上 または 未満 のパーセンテージで指定します。
ステータス: この自動化規則に含めるサブスクリプションのステータスを選択します。guilabel:
見積
, 見積送信済, 販売オーダ, 取消済 のオプションがあります。ステージ遷移: サブスクリプションの2つの異なるステージを表す2つのフィールドを使用して、自動化規則がいつ有効になるかを指定します。
サブスクリプションプラン: 自動化規則で対象とする特定の契約プランを選択します。
プロダクト: 自動化規則の対象となるプロダクトを選択します。
顧客: 自動化規則の対象となる特定の顧客を選択します。
会社: 複数会社の環境で、自動化規則で対象とする特定の会社のサブスクリプションデータを選択します。
販売チーム: 自動化規則の対象となる特定の販売チームのデータを選択します。
注釈
フィールドが空白である場合、規則はそれについて特定の指定がない全てのサブスクリプションに適用されます。
ちなみに
カスタマイズされた自動化規則の設定された条件に一致するサブスクリプションの数は、 適用対象 フィールドの下部に表示されます。
緑色の購読リンクがクリックされると、Odooはその自動化規則の条件を満たす全ての購読を紹介する別ページを表示します。
アクションセクション¶
アクション セクションは、自動化規則がトリガされたときにどのようなアクションが発生するかを示します。
ToDo フィールドで、自動化規則がトリガされたときに発生するアクションを選択します。クリックすると、ドロップダウンメニューに以下のオプションが表示されます:
次の活動を作成: 自動化規則フォームの下部に表示される 活動 セクションで設定される、次に発生する活動を作成します。
顧客にEメールを送信: 自動化規則の指定された条件に合う顧客にメールを送信します。
顧客にSMSテキストメッセージを送信: 自動化規則の指定された条件に合う顧客にSMSメッセージを送信します。
契約状態値を設定する: サブスクリプション契約の状態値を設定します。
もし ToDo フィールドで 顧客にEメールを送信 が選択されると、以下のフィールドが表示されます:
Eメールテンプレート: 新しいEメールテンプレートを作成(編集)するか、または あらかじめ設定されたEメールテンプレートのリストから選択して顧客に送信します。
もし ToDo フィールドで 顧客にSMSテキストメッセージを送信する が選択されると、以下のフィールドが表示されます:
SMSテンプレート: 新しいSMSテンプレートを作成(編集)する、*または*あらかじめ設定されたSMSテンプレートのリストから選択して顧客に送信します。
契約状態値を設定する が ToDo フィールドで選択されている場合、以下のフィールドが表示されます:
状態: 普通、 良い、 悪い から一つを選択してサブスクリプションの状態を指定します。
トリガ条件 フィールドで、自動化規則を 修正 または 時間基準 のどちらでトリガするかを決定します。
注釈
今すぐトリガ ボタンは、規則にトリガが設定されている場合にのみ、自動化規則フォームの上部に表示されます。
警告
guilabel:今すぐトリガ
ボタンがクリックされると、時間基準で可能かに関わらず、Odooはリンクされた 全ての サブスクリプションに対してアクションを実行します。
注釈
Sending a SMS text message in Odoo requires In-App Purchase (IAP) credit or tokens. For more information on IAP, visit アプリ内課金(IAP). For more information on sending SMS messages, visit SMSマーケティング.
guilabel:トリガー条件
フィールドで 時間基準 が選択されている場合、以下のフィールドが表示されます:
トリガ日 : 条件がいつトリガされるべきかを表します。空白の場合、アクションはサブスクリプションの作成時と更新時に作成されます。
トリガ後遅延: 設定したアクションをトリガするまでの遅延時間(分、時間、日、月)を選択します。負の数を入力した場合、"遅延" は トリガ日 の 前に 発生します。
活動セクション¶
もし ToDo フィールドで 次の活動を作成 が選択されると、 自動化規則 フォームの下部に 活動 セクションが表示されます。
活動タイプ: ドロップダウンメニューから設定済みの活動タイプを選択します。
タイトル: 選択した活動のカスタムタイトルを入力します。
メモ: アクティビティが割当てられた従業員のメモを残します。
期日: 活動を完了させなければいけない日数を入力します。
担当者: 指定したアクティビティを 販売員、 販売チームリーダー、 特定のユーザ のいずれかに割当てます。
注釈
もし 特定ユーザ が 担当者 オプションとして選択された場合、その下に新しい 特定ユーザ フィールドが表示され、ここで、設定された活動の担当者として、特定の従業員を選択することができます。