FEFO払出

使用期限順先出 (FEFO) 払出方針は、指定された使用期限に従って払出の優先順位を決めます。

廃棄日

プロダクトは、プロダクトの 使用期限日 の一定期間前に設定される 廃棄日 までに、在庫から削除されなければなりません。

この日数は、プロダクトフォームの 在庫 タブに移動してユーザが設定します。トレーサビリティ セクションで、追跡 フィールドが ロット または シリアル番号 に設定されていることを確認して下さい。

次に、使用期限 オプションを選択すると、廃棄日 フィールド(およびその他の日付フィールド)が表示されます。

重要

使用期限日を追跡するには、ロット番号とシリアル番号 および 使用期限日 の機能が、在庫アプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定 で有効になっている 必要があります

プロダクトの使用期限日は、プロダクトフォームの 使用期限日 フィールドで指定された日数に、プロダクトが入荷した日付を加算することで決定されます。

廃棄日は、この使用期限日から、プロダクトフォームの:guilabel:廃棄日 フィールドで指定された日数を差引いた日となります。

Example

In the Inventory tab of the product, Egg, the following Dates are set by the user:

  • 使用期限日: 入荷から 30 日後

  • 廃棄日: 使用期限日の 15 日前

プロダクトフォームで設定された使用期限日と廃棄日を表示します。

A shipment of Eggs arrive at the warehouse on January 1st. So, the expiration date of the Eggs is January 31st (Jan 1st + 30). By extension, the removal date is January 16th (Jan 31 - 15).

在庫品の使用期限日を確認するには、プロダクトフォームに移動し、手持在庫 スマートボタンをクリックします。

次に、右端にある追加オプションアイコンをクリックし、列: 使用期限日廃棄日 を選択します。

プロダクトフォームの *手持在庫* スマートボタンからアクセスできる在庫調整モデルから、使用期限日を表示します。

ワークフロー

FEFO 払出方針により、廃棄日が最も近いプロダクトから初めにピッキングされます。

この払出方針がどのように機能するかを理解するために、以下で 卵の入った箱 というプロダクトの例を挙げて説明します。箱には12個の卵が入っています。

プロダクトは ロット で追跡され、プロダクトカテゴリの 払出方針強制使用期限順先出(FEFO) に設定されています。

ロット1

ロット2

ロット3

手持在庫

5

2

1

有効期限日

4月4日

4月10日

4月15日

廃棄日

2月26日

3月4日

3月9日

払出方針を実際に確認するには、販売アプリ に移動し、新しい見積を作成して下さい。

確認 をクリックすると、本日12月29日の配送オーダが作成され、使用期限日が最も早いロット番号が、FEFO 払出方針に従って確保されます。

詳細なピッキング内容を確認するには、配送オーダの オペレーション タブにある卵の箱プロダクト明細の一番右にある ⦙≣(箇条書き) アイコンをクリックします。すると 開く: 在庫移動 ポップアップウィンドウが開きます。

開く: 在庫移動 ポップアップウィンドウで、ピッキング元 フィールドは 需要 を満たす数量が選択されるフィールドを表示します。

このオーダでは卵6箱を要求しているため、FEFO 払出方針に従って、廃棄日が2月26日の LOT1 の5箱全てがピッキングされます。残りの箱は、廃棄日が3月4日の LOT2 から選択されます。

FEFOを使用して廃棄されるロットを示す在庫移動ウィンドウ。