他の倉庫からの補充

複数の倉庫の一般的な使用例は、複数のショップに供給する1つの中央倉庫を持つことであり、この場合、各店舗はローカル倉庫とみなされます。店舗がプロダクトを補充したい場合、そのプロダクトは中央倉庫にオーダされます。Odooではユーザがどの倉庫から別の倉庫に補充できるかを簡単に設定できます。

設定

別の倉庫から補給するには、まず 在庫 ‣ 設定 ‣ 管理設定 ‣ 倉庫 に進み、 複数ステップルート を有効化します。そして 保存 をクリックして設定を適用します。

在庫アプリで複数ステップルートを有効にします。

:menuselection:`在庫 --> 設定 --> 倉庫`で設定された倉庫を全て表示します。

作成`をクリックして新しい倉庫を作成します。次に、倉庫に名前と :guilabel:`略称 を付けます。最後に 保存 をクリックして倉庫の作成を終了します。

その後、 倉庫 ページに戻り、2つ目の倉庫から再供給される倉庫を開きます。そして、 編集 をクリックします。倉庫設定`タブで、 :guilabel:`補充元`フィールドを探し、2つ目の倉庫の名前の横のボックスにチェックを入れます。倉庫が複数の倉庫から補充される場合は、それらの倉庫のボックスにもチェックを入れて下さい。最後に :guilabel:`保存 をクリックして設定を適用します。これでOdooはどの倉庫がこの倉庫に補充できるかを知ることができます。

倉庫設定タブで、倉庫に別の倉庫を追加します。

プロダクトにルートを設定する

補充する倉庫を設定した後、全てのプロダクトフォームで新しいルートが利用できるようになりました。新しいルートは、プロダクトフォームの 在庫 タブの下に :guilabel:` [倉庫名]からプロダクトを供給` として表示されます。:guilabel:` [Warehouse Name]からプロダクトを供給`ルートを再オーダ規則または受注生産(MTO)ルートと一緒に使用すると、ある倉庫から別の倉庫にプロダクトを移動して在庫を補充できます。

第2倉庫からプロダクトを補充するためのルート設定。

When a product's reordering rule is triggered and the product has the Supply Product from [Warehouse Name] route set, Odoo automatically creates two pickings. One picking is a delivery order from the second warehouse, which contains all the necessary products, and the second picking is a receipt with the same products for the main warehouse. The product move from the second warehouse to the main warehouse is fully tracked in Odoo.

Odooが作成するピッキング/転送レコードの ソースドキュメント はプロダクトの再オーダ規則です。配送オーダと入荷の間の場所は積送ロケーションです。

再オーダ規則は、倉庫間の在庫に対して自動的に2つの入荷を作成します。 ある倉庫の在庫を別の倉庫に補充するための倉庫オーダ。 ある倉庫から他の倉庫に入荷した在庫の入荷。