Tier 3 ドイツ 中戦車 (課金戦車) / 略称: Gr.Tr. / 日本語表記:グローストラクトーア - クルップ
車体後部の副砲塔には7.92mm機関銃を装備するが、本ゲーム内ではただの飾りである。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 570 |
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車体装甲厚(mm) | 14/8/8 |
最高速度(前/後)(km/h) | 44/12 |
初期重量(t) | 16.4 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.24 |
本体価格 | 950G |
修理費(Cr) | x,xxx |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5 cm Kw.K. 37 L/24 | 10.91 | AP HEAT HE | 43 87 38 | 110 110 175 | 1,200 | 0.55 | 2.2 | 385 308 385 | 180 | 30 2,000 38 | 780 | -12°/+60° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Großtraktor - Krupp | 14/8/8 | 41 | 330 | 2,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
BMW-Va | 250 | 20 | 450 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Großtraktor - Krupp | 18.0 | 36 | 5,000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 6 | 345 | 70 |
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乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader | 6 | Loader |
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拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 14.71% | 3.82% |
移動時 | 11.06% | 2.88% |
車両に関する変更履歴
v0.9.15.1 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 総弾数を102発から180発に変更 修理費用を44%ダウン HPを320から570に変更 |
解説
- 概要
v0.9.4で追加されたTier3のドイツ課金中戦車。
1920年代後期、クルップ社が重トラクターと称して開発した試作戦車である。
名称のGroßtraktor(グローストラクトーア)には英語アルファベットの26文字には無い特殊な文字*1が使われているため、ドイツ語を知らない人には馴染みが薄いかもしれない。戦闘中の表示名はGr.Tr.と略される。
- 火力
- 7,5 cm Kw.K. 37 L/24
低精度低弾速で榴弾砲のような性能ながらAPが存在する主砲だが、APとHEは貫通力差があまりないので、ダメージの大きいHEがメインとなるだろう。
Tier3中戦車のPz.Kpfw. IV Ausf. Aの同砲と比べると諸性能で見劣りする。
真正面を0°として左右後方125°から俯角に制限がかかり始め135°以上後方を向くと俯角がまったく取れなくなってしまう。
格闘戦や撤退戦の際には注意が必要である。
- 7,5 cm Kw.K. 37 L/24
- 装甲
重厚そうな見た目に反して装甲は貧弱であり、車体も大柄で被弾面積が広い。
防盾などの最も厚い部分ですら14mmと、どんな砲弾でも当たればほぼ確実に貫通する薄さになっている。
ただしHPはTier3の中では突き抜けて高い。
- 機動性
出力重量比と旋回速度は高く、鈍重そうな外観の割にそこそこの足回りを有する。
- 総論
Vickers Medium Mk. IIIに近い軽装甲高機動タイプ。
Tierトップでは高速を生かして良いポジションを取り、比較的近距離からの飛び出し撃ちが効果的だ。とにかく装甲は紙なので被弾を極力減らすべきだが、発射速度が10.91と遅めであるため、再装填中は出来るだけ車体を晒さないようにしたい。
低Tierでは活躍の場は少ないが、中戦車らしく側面に廻り込んでのアシストに徹するのが無難。
史実
Großtraktor(重トラクター)はLeichttraktor(軽トラクター)とペアで運用される車両で、「重トラクター」というのはLeichttraktorの「軽トラクター」と同様の秘匿名称である。
重トラクターの開発命令は1925年、非公式にダイムラー・ベンツ社、ラインメタル社、クルップ社に対し出された。
各社は開発仕様に基づきそれぞれ別個の車体を2両ずつ製作した。なお試作車体は軽トラクター同様に軟鋼製であった。
ダイムラー・ベンツ社の製作した車体は「重トラクターⅠ」と呼ばれ、ラインメタル社の車体は「重トラクターII」、そしてクルップ社の車体は「重トラクターIII」と呼ばれた。
本ゲームに登場するのはクルップ社製なのでその内の重トラクターIIIということになる。
重トラクターの製作作業は各社とも1926年頃から始められたが、このクルップ社製の重トラクターIIIは1号車が1928年、2号車は1929年に引き渡された。
重トラクターIIIの基本デザインは他の重トラクターと同様菱型戦車の様な古臭いものであった。
足回りは小直径の転輪が多数並べられたものだが詳細は不明である。恐らく後部が起動輪、前部が誘導輪であると思われるが他の重トラクターと同様はっきりしていない。
重トラクターの試作車体はソ連の試験場で実用試験を受けた後ドイツに戻され、実際に部隊へ配属されたようである。
しかし重トラクターはドイツの戦車運用思想とは適合せず、量産は行われなかった。
残された車体は各戦車連隊の司令部に記念碑として展示されたらしいがこれも詳細は不明である。
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