バトルドーム
バトルドームはバトルフロンティアの施設のひとつ。
概要
バトルドームはバトルフロンティア北西部に建つ卵形をした建物。戦略をためす施設で、フロンティアブレーンのヒースを倒してタクティクスシンボルを獲得するのが目的。
ルール
- 手持ちポケモン3匹で参加する。ミュウツー、ミュウ、ルギア、ホウオウ、セレビィ、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ジラーチ、デオキシス、タマゴは参加不可。
- ポケモン種族、もちものの重複は不可。
- レベルのルールはレベル50(レベル50までのポケモンが参加できる)とオープンレベル(すべてのレベルのポケモンが参加できる)の2種類。バトルのルールはシングルバトルとダブルバトルの2種類。
- 1戦ごとに全回復される。同時にどうぐも戦闘前の状態に戻る。
- 16人が参加するトーナメントを勝ち抜く。つまり4回勝てば優勝。
- 試合前に対戦相手のポケモン・強さ・戦法・大まかな能力値が表示された対戦カードを見ることができる。
- カードの情報をもとに、3匹の手持ちから試合に出す2匹を選択してバトル開始。
- 4連勝で1周。5周目と10周目の決勝戦にはドームスーパースターのヒースが登場する。金シンボルを獲得した後は5周ごとにヒースが登場する。
得られるBP
1周ごとに得られるBPは基礎BP+フロンティアブレーンボーナス(その周でヒースに勝利した場合、10BPが追加される)で計算される。レベル50とオープンレベルで得られるBPは同じ。基礎BPの値は下記の通り。
周目 | 基礎BP |
---|---|
1-2 | 1 |
3-4 | 2 |
5-6 | 3 |
7-8 | 4 |
9-10 | 5 |
11-12 | 6 |
13-14 | 7 |
15-16 | 8 |
17-18 | 9 |
19-20 | 10 |
21-22 | 11 |
23-24 | 12 |
25-26 | 13 |
27-28 | 14 |
29以降 | 15 |
トーナメント
トーナメントの並びは強さの順位による。具体的には左側が上から1、9、13、5、8、16、12、4位、右側が上から3、11、15、7、6、14、10、2位となる。順位の計算式は#強さの節を参照。
出場するトレーナーはバトルフロンティアのトレーナー一覧 (第三世代)からその周のランクのトレーナーを9人、1ランク上(次の周のランク)のトレーナーを6人抽選する。ただし、ヒースが登場する周はプレイヤーを除き順位の一番高いトレーナーがヒースに置換される。
対戦カード
対戦カードには3行の文章が記載され、それぞれポケモンの強さ、技構成、努力値配分を示す。
強さ
1行目はトレーナーの強さが参加者16人の内で何位かを表している。強さ順位は下記のように決定される。
- 強さ = ポケモン3匹の能力値の合計 + ポケモン3匹のタイプ種類数 × 最大レベル / 20
- 強さの値が高いほど順位が高くなる。
- 値が同じ場合、プレイヤー>ヒース>ほかの敵トレーナーの順とする。敵トレーナー同士はトレーナー番号が高いほうの順位が高くなる(トレーナー番号はバトルフロンティアのトレーナー一覧 (第三世代)を参照)。
強さの順位によって下記のメッセージが表示される。ヒースのみ、順位に関わらず常に専用メッセージが表示される。
- 1位 - こんたいかいの ゆうしょうこうほ ナンバー1!
- 2位 - けっしょうまでは かくじつと いわれる チーム。
- 3位 - ベスト3に はいる ちからを もった チーム。
- 4位 - こんたいかい ゆうしょうこうほの 1チーム。
- 5位 - トップクラスの ちからを そなえた チーム。
- 6位 - こんたいかい ちゅうもくの ダークホース!
- 7位 - へいきんより すこし ちからが うえの チーム。
- 8位 - こんたいかいの へいきんてきな チーム。
- 9位 - へいきん レベルの ちからを もった チーム。
- 10位 - へいきんより やや ちからが おちる チーム。
- 11位 - まず 1しょうが もくひょうと なる チーム。
- 12位 - 1しょう できれば じょうじょうの チーム。
- 13位 - ぜんたいの なかで したの レベルの チーム。
- 14位 - じつりょくは かなり したの レベルの チーム。
- 15位 - ゆうしょうは かなり むずかしい チーム。
- 16位 - ゆうしょうから もっとも とおい チーム。
- ヒース - かんぜん むてきの スーパースター!!
技構成
2行目は参加ポケモンの技構成によって変わる。
- 技を16カテゴリに分け、カテゴリごとに参加ポケモンの所有技数を数える。
- 27種類の戦略ごとにカテゴリの技数閾値が設定されており、すべての閾値を満たすとその戦略のメッセージが表示される。複数の戦略の閾値を満たす場合は下記のテーブルのうち、上のほうにある戦略が優先される。いずれも満たさない場合は「バランスよく いろいろな わざで たちむかう。」になる。
戦略 | 必要な技 |
---|---|
ときには はめつ かくごで たたかいを いどむ。 | カテゴリ5×1 |
ちょうきせんでの ねばりが とても とくい。 | カテゴリ4×2、カテゴリ6×1、カテゴリ8×2 |
あいてに おうじて たさいな わざで たたかう。 | カテゴリ0×1、カテゴリ1×1、カテゴリ2×1、カテゴリ4×1、カテゴリ6×1、カテゴリ8×1 |
かちパターンを もっていて はまると つよい。 | カテゴリ0×3 |
とても めずらしい わざを ときどき つかう。 | カテゴリ3×2 |
いひょうを つく わざで たたかいを みだす。 | カテゴリ3×1 |
つねに たいりょくに きを くばって たたかう。 | カテゴリ4×3 |
ちからを ためて いっきに せめるのが とくい。 | カテゴリ1×1、カテゴリ4×1 |
あいての ちからを おとすのが とくい。 | カテゴリ2×1、カテゴリ6×1 |
うんに まかせた たたかいかたを このむ。 | カテゴリ12×2 |
おうじゃの ふうかく ただよう せめを する。 | カテゴリ1×1、カテゴリ4×1、カテゴリ8×1、カテゴリ11×1、カテゴリ13×1 |
PPの すくない おおわざで しょうぶする。 | カテゴリ14×3 |
よわらせてから こうげきを するのが とくい。 | カテゴリ1×1、カテゴリ6×1 |
あらゆる こうげきに たえながら たたかう。 | カテゴリ4×2、カテゴリ8×2 |
あいての こころを かきみだすのが とくい。 | カテゴリ6×2 |
つよくて あつかいやすい わざを つかう。 | カテゴリ9×3、カテゴリ13×3 |
きょうりょくな わざで どんどん おしまくる。 | カテゴリ13×4 |
こうげきを うまく かわしながら たたかう。 | カテゴリ8×3 |
あいてが いやがる たたかいが とくい。 | カテゴリ2×2、カテゴリ6×2 |
にんきの ある わざを たくさん つかう。 | カテゴリ10×3、カテゴリ11×3 |
きょうりょくな コンボになる わざを もつ。 | カテゴリ0×2 |
てがたい わざで きっちりと こうげきする。 | カテゴリ4×1、カテゴリ9×3 |
はでな わざを つかって どんどん せめる。 | カテゴリ10×4 |
まもりより とにかく せめを だいじに する。 | カテゴリ7×7 |
せめるより まもりを だいじに する。 | カテゴリ8×4 |
つよいわざで しょうぶの しかけが はやい。 | カテゴリ11×2、カテゴリ13×4 |
ついかこうかが ある わざを よく つかう。 | カテゴリ15×4 |
バランスよく いろいろな わざで たちむかう。 | ほかの戦略の条件を満たさない |
努力値
3行目は努力値配分によって変化し、下記のように決定される。
- 各ポケモン・ステータスごとに 努力値 × 性格補正 を計算して、ステータスごとの合計を計算する。
- 特定のステータスが合計の3割以上を占めた場合、そのステータスに「ちからを いれている」ものとして扱い、合計の1%未満の場合はそのステータスに「ちからを いれていない」ものとして扱う。
- 「ちからを いれている」ステータスが1つある場合、対戦カードでは「(ステータス)に ちからを いれている。」になる。
- 「ちからを いれている」ステータスが2つ以上ある場合、割合がより高い2ステータスを選ぶ。対戦カードでは「(ステータス1)と (ステータス2)に ちからを いれている。」になる。
- 「ちからを いれている」ステータスがなく、「ちからを いれていない」ステータスが1つある場合は「(ステータス)に ちからを いれていない!」になる。
- 「ちからを いれている」ステータスがなく、「ちからを いれていない」ステータスが2つ以上ある場合はせいかくで下降補正がついているステータス2つが優先され、「(ステータス1)と (ステータス2)に ちからを いれていない!」になる。
- 「ちからを いれている」ステータスも「ちからを いれていない」ステータスもない場合は「バランスよく ポケモンを そだてている。」になる。
敵トレーナーの選出ポケモン
プレイヤーと敵トレーナーがバトルするとき、敵トレーナーが選出するポケモンと繰り出す順番は下記のように決定される。
- ポケモンごとに攻撃点と守備点を計算する。
- 攻撃点のより高いポケモン2匹が選出される。先発は40%の確率で点の高いポケモン、60%の確率で点の低いポケモンになる。
- 3匹の攻撃点がすべての場合、代わりに守備点のより高いポケモン2匹が選出される。先発は40%の確率で点の高いポケモン、60%の確率で点の低いポケモンになる。
- ポケモン3匹がすべて同じ攻撃点かつ同じ守備点の場合、選出するポケモンも繰り出す順番もランダムになる。
敵トレーナー同士の戦闘
敵トレーナー同士のバトル結果は下記のように決定される。
- ヒースはほかの敵トレーナーに勝利する。
- ヒースを含まないバトルでは、トレーナーそれぞれ下記の値を計算する。
- トレーナー点の高いほうが勝利する。同点の場合は強さ順位の高いほうが勝利する。
ダブルノックアウト
じばくやだいばくはつ、ダメージを受ける状態異常、すてみタックルなど反動を受ける技で同じターンに両方のポケモンが戦闘不能になることをダブルノックアウトという。両方のトレーナーが残りポケモン1体のときにダブルノックアウトになった場合、ランキングの高いほうの勝利となる。
各言語版での名称
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