2012年ロシア大統領選挙(2012ねんロシアだいとうりょうせんきょ)は、2012年3月4日に行われたロシア連邦の大統領選挙である。ドミートリー・メドヴェージェフ大統領の1期4年の任期満了に伴い実施された。 選挙の結果、前大統領のウラジーミル・プーチン首相が6割を超す得票率で当選を決めたが、プーチンの対立候補・反対勢力からは、選挙が公正に行われなかったとして抗議の声があがったほか、選挙監視を行った欧州安全保障協力機構 (OSCE) からは「不公平な選挙であった」と評された。 もっとも、野党側が有力な統一候補を出せなかった影響などもあり、プーチンの勝利に対する、前年下院選時に発生したような大規模な抗議行動は起こらなかった。