Su-27(スホーイ27、スホイ27;ロシア語: Су-27 スー・ドヴァーッツァチ・スィェーミ)は、ソ連のスホーイ設計局が開発した戦闘機。現在もロシア、旧ソ連諸国や第三世界で使用、改良された本機はアメリカのF-15 イーグルにも匹敵する極めて高い格闘性能や長大な航続距離を誇る。単なる改修型に留まらず、Su-27と同一の形状でSu-35と言う新世代の機種も製作され運用されている。 ロシアでは、スホーイ設計局航空機の愛称として「スーシュカ」(Сушка) や「スハーリ」(Сухарь)とも呼ばれる。一般的には「フランカー」(英語: Flanker:ラグビーやアメリカンフットボールのポジションの一つ)という名で知られており、これは北大西洋条約機構 (NATO) がつけたNATOコードネームである。このコードネームは後に逆輸入され、ロシア国内でもフランカー(Фланкёр)の呼称が使用される場合がある。なお、西側諸国ではこの機体の愛称として「ジュラーヴリク」(Zhuravlik、Журавлик)という名が紹介される場合があるが、本国ロシアでは公式、非公式問わずЖуравликの愛称は使用されていない。