GTK (以前は GTK+, The GIMP Toolkit) は、クロスプラットフォームのウィジェット・ツールキット(GUIツールキット)である。当初は、GIMPの実装のために開発され、現在は、GNOMEデスクトップ環境のツールキット等として広く利用されている。 GTKはGNUプロジェクトの一部であり、GNU LGPLの元で開発されているオープンソースなフリーソフトウェアである。 GTKアプリケーションは、GNOMEに限らずKDEなどのGTKベースでないデスクトップ環境でも動作する。GNOMEライブラリを使用することにより、GNOMEデスクトップ環境のさまざまな機能を使用したアプリケーションを開発することができるが、GTKだけでアプリケーションを構成することも可能。 GTKは、主にFreeBSDやLinuxディストリビューションといったオープンソースのOS向けのソフトウェアに多く利用されているが、WindowsやmacOSにも移植されている。 2019年、「GTK」に改名することが決まった。