NGC 80はアンドロメダ座にあるレンズ状銀河。くじら座にある棒渦巻銀河のNGC 47やアンドロメダ座のNGC 68と相互作用を起こしている。周囲の銀河とNGC 80銀河群を形成しており、そのグループ内で最も明るい銀河である。 イギリスの天文学者ジョン・ハーシェルによって1828年8月17日に発見された。ニュージェネラルカタログを編纂したドイツの天文学者ジョン・ドライヤーはこの天体について、「小さくかすかで丸く見えるが、中心部だけ明るい」と記録している。 2013年5月18日には、12等級まで明るくなっていたC/2012 F6 レモン彗星と見かけ上0.21度まで接近した。