NBAシックスマン賞(英: NBA Sixth Man of the Year Award)はNBAにおいて、レギュラーシーズンの間、ベンチから出場して好成績を残す「シックスマン」の中で最も活躍した選手に贈られる賞。アメリカ合衆国とカナダのスポーツ記者及び放送関係者らの投票によって選出される。 1982-83シーズンに制定された。初受賞者はボビー・ジョーンズ。複数回受賞はケビン・マクヘイル、デトレフ・シュレンプ、リッキー・ピアースの2回受賞、 ジャマール・クロフォード、ルー・ウィリアムズの3回受賞。マクヘイルとシュレンプは2年連続受賞である。能力のある選手を敢えてスターターには起用しないという采配を最初に導入したのは、1950年代のボストン・セルティックスのヘッドコーチ、レッド・アワーバックだった。この起用法はセルティックスの黄金時代を支えることになり、現在でも重要な戦術の一つとなっている。フランク・ラムジーがシックスマンの元祖といえる。