『魔道士エイボン』(まどうしエイボン、土星への扉、原題:英: The Door to Saturn)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスが1932年に発表した短編ホラー小説。 ヒューペルボリアの魔道士エイボンの顛末を描く。文献「エイボンの書」の原著者として知られる人物について、寓話的に語られている。東雅夫は「『エイボンの書』の原著者として名高い魔道士の行末が、奇想とユーモアを交えて描かれる。土星の珍妙怪異な博物誌を活写する荘重で耽美的な筆致は、詩人スミスの独壇場だ」と解説している。