『鍵のない夢を見る』(かぎのないゆめをみる)は、辻村深月による日本の短編小説集。第147回直木三十五賞受賞作、短編「芹葉大学の夢と殺人」は第64回日本推理作家協会賞短編部門候補作。 青春もので知られる著者が、今作ではより経験豊富な年代の人にも読んでもらいたいと読者に委ねる書き方を意識して執筆した。ごく普通の女性5人がふと魔が差して起こしてしまった窃盗や放火といった犯罪をテーマとし、新聞やテレビのニュースで大きく取り上げられることのない町の事件を扱った短編集。 2013年にWOWOWの「連続ドラマW」にてテレビドラマ化された。