鄭鑑録(ていかんろく)は、朝鮮王朝時代中期に成立した朝鮮の讖緯書(予言書)。漢城に都を置く李氏の王朝が500年で滅亡したのち、鶏龍山に鄭氏の王朝が建国されて800年続くという趣旨の内容である。朝鮮王朝によって禁書とされたが民間に流布し、民間宗教や民衆運動に影響を及ぼした。