龐 煖(ほう けん、紀元前4世紀末 - 紀元前3世紀半ば)は、中国戦国時代の趙の将軍・道家(思弁的哲学者)・縦横家(弁論家)・兵家(軍事思想家)。龐煥(ほうかん)あるいは龐子(ほうし、「龐先生」の意)とも。道家思想を修め、縦横家および兵家としての著作をそれぞれ執筆し、悼襄王のもと名将廉頗出奔後の趙の筆頭将軍として合従軍を指揮するなど、文武に優れた才人であった。