貝紫色(かいむらさきいろ)とは澄んだ赤みの紫。英語名はロイヤルパープル (Royal purple)、ティリアン(チリアン)パープル (Tyrian purple)。名前はこの色がもともとの巻貝の(パープル腺)から得られたプルプラという分泌液を化学反応させて染色に用いたことに由来する。分泌液を取り出して日光に当てると、黄色から紫に変色する。古代紫とも呼ばれる(古代紫#貝紫色と古代紫も参照)。 主成分は臭素を含むインディゴ誘導体のである。