若田部 昌澄(わかたべ まさずみ、1965年2月26日 - )は、日本の経済学者。専門は経済学史。早稲田大学政治経済学術院教授を経て、日本銀行副総裁。 1930年代の世界恐慌や1970年代のインフレーション、1990年代からはじまる日本の大停滞といった、経済危機の時代を主に研究している。2000年前後の経済政策論争においては、岩田規久男や野口旭らと共に、リフレーション政策支持の論陣を張る。著書『経済学者たちの闘い』では経済学史を紹介し、現代の経済政策論争の文脈に位置付けている。