神戸市電(こうべしでん)は、かつて神戸市交通局が運営していた路面電車(市電)。神戸市の市営交通事業は神戸市電により1917年に開始された。 1910年に神戸電気鉄道によって、兵庫と神戸の両市街地を結ぶ路面電車として開業、1917年に神戸市に買収されて電気局(のちの交通局)が運営するようになった。その後、神戸市の発展に伴って路線を拡大、全盛期には35.6 kmの路線網を有したが、モータリゼーションの進展や神戸高速鉄道の開通によって乗客が減少、1971年に全線が廃止された。