目代(もくだい)とは、日本の平安時代中期から鎌倉期に、遙任国司が現地に私的に代官として派遣した家人などの代理人のことである。眼代(がんだい)とも。 転じて本来なら役職上、現地に下向して執務しなければならない人物の代理として派遣された代官などの役人の事を指す。ここでは前記の平安中期から鎌倉期にかけての遙任国司の代理人について記す。 他に、奈良時代の東大寺の役職として目代があり、実忠が760年(天平宝字4年)目代に就任した事で有名であり、工務事業を統括するとともに危機に陥っていた財政を再建した。