甲武鉄道の電車(こうぶてつどうのでんしゃ) 本項では、甲武鉄道(現在の東日本旅客鉄道中央本線の一部の前身)が1904年(明治37年)8月の飯田町 - 中野間電化に際し、製造した電車群について記述する。これらの電車は、1906年(明治39年)10月1日の甲武鉄道国有化にともなって、国有鉄道に引き継がれ、日本の国有鉄道における最初の電車となった。国電(近距離電車)の祖とも呼べる存在である。