田中 有美(たなか ゆうび、1840年1月4日(天保10年11月30日) - 1933年(昭和8年)2月20日)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家。復古やまと絵の冷泉為恭の弟子。生前から展覧会など公共の場にはあまり作品を出品せず、今日では田中親美の父として僅かに言及される程度であるが、明治から大正にかけて皇室に関わる重要な作画活動を数多くこなした、最後の宮廷絵師といえる存在である。