武者小路千家(むしゃこうじせんけ)は、茶道流派の一つ。千利休からの家督を継いだ本家の表千家に対し、分家である裏千家と併せて、三千家といわれる。茶室の装飾は他の流派と比べてシンプルで簡潔にし、茶事は無駄のない合理的な所作を重視している。 宗家は京都市上京区武者小路通り小川東入にあり、この所在地が武者小路千家の名の由来である。官休庵(かんきゅうあん)は、現在では武者小路千家の茶室を指す場合と、財団法人官休庵を指す場合がある。