更年期障害(こうねんきしょうがい、英: Menopause, climacteric)とは、主に性腺ホルモンの低下に起因する症候群。女性の場合、卵巣機能の低下によるエストロゲン欠乏、特にエストラジオールの欠乏に基づくホルモンバランスの崩れにより起こる。 男性ではテストステロンの減少などが原因となる。一般に更年期障害というと女性の更年期障害を指すことが多い。男性の性ホルモン減少症はその疾患の存在自体を疑う声があり、学術団体で男性更年期障害について議論が深まったのは1990年代になってからである。男性においては発症頻度が低く、その発病も緩徐である。男性の性ホルモン減少に起因する更年期症状はLOH症候群と呼ばれる。 詳細は「LOH症候群」を参照 本項では女性の更年期障害について記載する。