『拾われた男』(ひろわれたおとこ)は、俳優の松尾諭によるエッセイ。「文春オンライン」で2017年4月30日から2020年3月21日(月一連載)まで連載されたのち、2020年6月29日に文藝春秋から刊行された。さらに2022年6月7日に文庫化された。なお、文庫本の巻末に高橋一生が「拾われた男の友人の役者」として寄せた寄稿文が掲載されている。 振られた回数13回、借金地獄に陥り、オーディションも落ち続けた昭和顔の個性派俳優が辿ってきた波乱万丈の役者人生を描いた自伝風エッセイ。 2022年1月25日から「文春オンライン」で勝田文によるコミカライズが毎月第2・第4火曜日更新で連載されている。 2022年、実写ドラマ化。