『愛の妙薬』(あいのみょうやく)は、ガエターノ・ドニゼッティが作曲、1832年に初演された全2幕からなる喜劇的オペラである。テノールとソプラノの主役カップルにバリトンとバスの計4人で出番の大部分を占め、他に脇役ソプラノ1人、合唱というシンプルな人物構成で、4人までは充分に見せ場、聴かせ場が与えられているため、スター歌手の顔見世公演にも適している。 * 原語曲名:L'elisir d'amore * 台本:フェリーチェ・ロマーニ、もともとはスクリーブがオベールのために書いた『』"Le philtre" の台本による * 初演:1832年5月12日、ミラノのカノビアーナ劇場にて