悪意ビット(あくいビット、英: evil bit)とは、RFC 3514で提案されたIPv4の架空のヘッダフィールドである。これは、 スティーブ・ビラヴィンによって作成され、2003年のエイプリルフールに公開されたジョークRFCである。このRFCでは、 IPv4ヘッダで最後まで残されていた未使用ビットである「予約ビット」を使用して、そのパケットが悪意を持って送信されたかどうかを示すことを推奨し、これにより(悪意ビットが設定されているパケットを無視し、残りを信頼することで)コンピュータセキュリティの問題への対処がより簡単になるとした。