奥浄瑠璃(おくじょうるり)は、近世東北地方において盲法師(ボサマ)や巫覡の徒(修験・巫女・陰陽師)によって盛んにかたられた語り物文芸。仙台地方を中心に定着した浄瑠璃で、古浄瑠璃の面影を遺しつつ今日に至るまで伝承されている。御国浄瑠璃、仙台浄瑠璃とも。代表的演目に『』がある。