『夕鶴』(ゆうづる)は、木下順二作の戯曲。「鶴女房」(内容は鶴の恩返し)を題材としている。1949年1月に雑誌『婦人公論』に掲載。初演は1949年(昭和24年)10月27日、場所は奈良県天理市の「天理教教館」。木下が主催した劇団『』が、演出岡倉士朗、主演山本安英で上演した。1965年より、山本安英の会として上演を続け、1949年~1986年までの37年間に上演回数1037回を記録した。