『哀愁』(あいしゅう、原題:Waterloo Bridge)は、1940年のアメリカ合衆国の恋愛映画。監督はマーヴィン・ルロイ。主演はヴィヴィアン・リーとロバート・テイラー。 もともとは劇作家作の2幕の舞台劇(Waterloo Bridge)として1930年6月6日にブロードウェイで初演されたもので、1931年にジェームズ・ホエール監督で映画化されている(邦題『』、原題同じ)。舞台と1931年の映画では、クローニン大尉はカナダ軍兵士である。 本作で主演のヴィヴィアン・リーは、前年製作の『風と共に去りぬ』では乱世を生き抜く強い女性を演じたが、本作ではその反対のか弱い踊り子を演じている。