原価(げんか)とは、会計の用語で、特定の目的を達成するために消費される経済的資源を貨幣で測定したものである。 一般的な考え方としては、「販売額」から「利益」を除いた金額が「原価」であり、材料費や人件費、減価償却費、光熱費、家賃などを含む、商品やサービスを提供するために要した費用の総額となる。 なお、飲食業界で用いられる用語として「原価率」というものがあるが、これは販売額に占める材料費のみの割合となっており、原価の割合ではないことに注意が必要である。