広島瓦斯電軌H形電車(ひろしまがすでんきHがたでんしゃ)は、広島瓦斯電軌(後の広島電鉄)が1930年(昭和5年)に新製した、宮島線(鉄道線)専用の電車である。 市内線(路面電車)の車両に対して床の地表からの高さが高かったため、「高床車」とも呼ばれた。 1939年(昭和14年)の形式称号改訂に際して1030形と形式称号を改め、終始宮島線において運用された。