徐 渭(じょ い、Xu Wei、正徳16年2月4日(1521年3月12日) - 万暦21年(1593年))は、中国明代の文人。書・画・詩・詞・戯曲・散文など多様なジャンルで天才性を発揮。その作風は後世に大きな影響を与えた。しかし、その一方で精神を病み、妻を殺害するなど破滅的で不遇な生涯を送った。 諱は渭。字をはじめ文清、のちに文長と改めた。青藤老人・天池生・天池漁隠・天池山人・白鷳山人・鵝鼻山儂・山陰布衣・田丹水・田水月など多くの雅号・室号を持つ。紹興府山陰県大雲坊(現在の浙江省紹興市越城区)の生まれ。