後ウマイヤ朝(こうウマイヤちょう、756年 - 1031年)は、イベリア半島に興ったウマイヤ朝の再興王朝。756年から1031年までの24代 (19人)の君主のうち16人がウマイヤ家出身であったため、日本では中国史の用語法を借用して後ウマイヤ朝と通称される。この呼称は日本だけの慣用であり、史料ではアンダルスのウマイヤ朝、コルドバのウマイヤ朝などと呼ばれる。カリフ称号を用いた929年から1031年までについては、コルドバ・カリフ国 (Caliphate of Córdoba) 、西カリフ国、西カリフ帝国とも呼ばれる。