伊東酒造株式会社(いとうしゅぞう)は、長野県諏訪市にある酒類製造業者である。醸造には、霧ケ峰伏流水を使用している。日本酒、梅酒等の各種商品を製造販売。諏訪五蔵のひとつ。自社蔵の隣に、伊東近代美術館がある。 営業時間 * 平日、8:30~17:00 * 土曜日・日曜日・祝日、10:00~17:00(年中無休、ただし、年末年始は休み。) 主要製品の清酒「横笛」は、『平家物語』の登場人物である建礼門院の雑仕女、横笛の悲恋物語を耳にした信仰心深かった初代当主が「横笛」の名を後世に残すと同時に末長く菩提を弔うことも含め、『大銘酒 横笛』と命名し醸造することとなった。 ラベルで使われている「紅梅の図」は、亡くなった横笛が鶯となって恋人滝口入道の庵を訪ねたという物語のエピソードをモチーフに、伊東深水(日本画家)が蔵元のために描いたといわれる。