レラ遺跡 (Leluh, Lelu) は、ミクロネシア連邦に残る都市の遺構とそれを取り囲む先史時代・歴史時代の考古遺跡で、コスラエ島に付随するレラ島に残っている。柱状の玄武岩を組み上げた建造物群が残り、同様の構造物を多く含むナンマトル(ナン・マドール)とともに、ミクロネシア連邦を代表する巨石記念物である。残っているのは、14、15世紀頃に最盛期を迎えた文明のもので、19世紀初頭にヨーロッパ人たちが接触したときにまだ顕著であった要素を含んでいる。 日本語ではレラのほか、レル、レレ、レロ、ロロ、ルルなど、様々な表記揺れがある。