「ルベーシュ」(ロシア語: "Рубеж"ルビェーシュ)は、ソ連で開発された沿岸自走ミサイルシステム(Береговой мобильный ракетный комплекс)である。地対艦ミサイルを運用する海軍向けの自走砲の一種で、ミサイルはP-15M「ルベーシュ(テルミート)」を使用した。ミサイルのシステム名称は4K51(4К51チトィーリェ・カー・ピヂスャート・アヂーン)で、システム名称「ルベーシュ」は「境界・国境」あるいは「作戦帯」という意味。運用するウクライナ軍では、ウクライナ語で「ルビージュ」("Рубіж"ルビージュ)と呼称する。北大西洋条約機構(NATO)は、SSC-3「スティクス」(SSC-3 "Styx")というNATOコードネームで識別した。これは、英語で「ステュクス」のこと。