ユジャ・ワン (中国語: 王 羽佳、Yuja Wang、1987年2月10日 - )は、中国出身のピアニスト。6歳からピアノを習い始め、北京の中央音楽学院、フィラデルフィアのカーティス音楽院で学ぶ。2000年代後半より世界各地の指揮者やオーケストラと共演、ドイツ・グラモフォンでの録音もおこない、技巧、表現、公演におけるカリスマ性ともに高く評価されている。また、グラモフォン賞などいくつもの賞を受賞している。おもなレパートリーとしてはラフマニノフやプロコフィエフ、スクリャービンといったロシアの近現代音楽が挙げられるが、ベートーヴェンやシューマン、モーツァルトやバッハなどのドイツのバロック・古典派・ロマン派の作曲家にも取り組んでいる。