マリア・デ・パディーリャ(María de Padilla, 1334年 - 1361年)は、カスティーリャ王ペドロ1世の愛妾。ペドロ1世はマリアを最も愛し、一方で王妃ブランカ・デ・ボルボンを幽閉していたため、マリアが実質的な王妃であった。青池保子の漫画『アルカサル-王城-』の影響もあり、マリア・デ・パデリアの表記も広く用いられる。また、カスティーリャ語では「マリーア・デ・パディージャ」のようにも発音される。