ミステル(ドイツ語:Mistel、ヤドリギの意)とは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが開発した特殊な爆撃システムである。有人の小型機と特殊な改造を受けた無人大型機が連結され、目標付近まで飛行した後に、無人機を分離・突入させるという計画だった。 大戦末期に実戦投入されたが、ドイツ軍の相次ぐ敗退により攻撃の機会に恵まれず、大きな成果を挙げることはできなかった。