フランスパンとは、フランス発祥のパンの日本での総称。狭義では小麦粉・塩・水・イーストのみで作られる種類(特にバゲット、バタールなど棒状の堅焼きパン)を指し、広義では卵、牛乳、バターなどを使用するものを含む。 フランス語ではフランス発祥のパン全体を意味する用語はないが、棒状の堅焼きパンをパン・トラディショネル(pain traditionnel)と呼び、それ以外はパン・ファンテジー、パン・スペシオ、ヴィエノワズリーに分けられる。一部のフランス語圏では総称としてパン・フランセ(pain français)と呼ぶ。 かつてのフランス領インドシナにあたるベトナム、ラオス、カンボジアなどの地域でも普及している。