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フラムスティード番号(フラムスティードばんごう、Flamsteed numbers、Flamsteed designation)(フラムスティード名、フラムスティード数)は、恒星の命名法である。 一般的にはイギリスの天文学者ジョン・フラムスティードが考案したとされるが、実際にはフラムスティードではない。『大英恒星目録』(Historia coelestis Britannica)および『天球図譜』(Atlas Coelestis)の初版(ともにイギリスで刊行)には記載はない。はじまりは、ジェローム・ラランドによる1783年発行のフラムスティード星表のフランス語訳版、あるいはアイザック・ニュートンやエドモンド・ハレーによってフラムスティードの許可なしに刊行された予備版の星表などが考えられるが、定かではない。 星座ごとの通し番号と、星座名の属格で表す。約100年前に発表された、アルファベットと星座名の属格を使うバイエル符号に似ているが、主要な違いは次のとおり。

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  • フラムスティード番号(フラムスティードばんごう、Flamsteed numbers、Flamsteed designation)(フラムスティード名、フラムスティード数)は、恒星の命名法である。 一般的にはイギリスの天文学者ジョン・フラムスティードが考案したとされるが、実際にはフラムスティードではない。『大英恒星目録』(Historia coelestis Britannica)および『天球図譜』(Atlas Coelestis)の初版(ともにイギリスで刊行)には記載はない。はじまりは、ジェローム・ラランドによる1783年発行のフラムスティード星表のフランス語訳版、あるいはアイザック・ニュートンやエドモンド・ハレーによってフラムスティードの許可なしに刊行された予備版の星表などが考えられるが、定かではない。 星座ごとの通し番号と、星座名の属格で表す。約100年前に発表された、アルファベットと星座名の属格を使うバイエル符号に似ているが、主要な違いは次のとおり。 * バイエル符号より数が多い。2554の天体に付けられた。 * バイエル符号がほぼ等級順なのに対し、フラムスティード番号は西(日周運動の前方)からである。 * バイエル符号は全天を扱っている。一方、フラムスティード番号はイギリスから比較的観望しやすい52星座を対象としている。赤緯およそ-35度より南の恒星には、フラムスティード番号はない(例外あり)。 * バイエル符号が、明るい星になかったり暗い星についていたりするのに対し、フラムスティード番号は、一定以上の輝度の星にはほぼついている(完全にではない)。 (ja)
  • フラムスティード番号(フラムスティードばんごう、Flamsteed numbers、Flamsteed designation)(フラムスティード名、フラムスティード数)は、恒星の命名法である。 一般的にはイギリスの天文学者ジョン・フラムスティードが考案したとされるが、実際にはフラムスティードではない。『大英恒星目録』(Historia coelestis Britannica)および『天球図譜』(Atlas Coelestis)の初版(ともにイギリスで刊行)には記載はない。はじまりは、ジェローム・ラランドによる1783年発行のフラムスティード星表のフランス語訳版、あるいはアイザック・ニュートンやエドモンド・ハレーによってフラムスティードの許可なしに刊行された予備版の星表などが考えられるが、定かではない。 星座ごとの通し番号と、星座名の属格で表す。約100年前に発表された、アルファベットと星座名の属格を使うバイエル符号に似ているが、主要な違いは次のとおり。 * バイエル符号より数が多い。2554の天体に付けられた。 * バイエル符号がほぼ等級順なのに対し、フラムスティード番号は西(日周運動の前方)からである。 * バイエル符号は全天を扱っている。一方、フラムスティード番号はイギリスから比較的観望しやすい52星座を対象としている。赤緯およそ-35度より南の恒星には、フラムスティード番号はない(例外あり)。 * バイエル符号が、明るい星になかったり暗い星についていたりするのに対し、フラムスティード番号は、一定以上の輝度の星にはほぼついている(完全にではない)。 (ja)
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  • フラムスティード番号(フラムスティードばんごう、Flamsteed numbers、Flamsteed designation)(フラムスティード名、フラムスティード数)は、恒星の命名法である。 一般的にはイギリスの天文学者ジョン・フラムスティードが考案したとされるが、実際にはフラムスティードではない。『大英恒星目録』(Historia coelestis Britannica)および『天球図譜』(Atlas Coelestis)の初版(ともにイギリスで刊行)には記載はない。はじまりは、ジェローム・ラランドによる1783年発行のフラムスティード星表のフランス語訳版、あるいはアイザック・ニュートンやエドモンド・ハレーによってフラムスティードの許可なしに刊行された予備版の星表などが考えられるが、定かではない。 星座ごとの通し番号と、星座名の属格で表す。約100年前に発表された、アルファベットと星座名の属格を使うバイエル符号に似ているが、主要な違いは次のとおり。 (ja)
  • フラムスティード番号(フラムスティードばんごう、Flamsteed numbers、Flamsteed designation)(フラムスティード名、フラムスティード数)は、恒星の命名法である。 一般的にはイギリスの天文学者ジョン・フラムスティードが考案したとされるが、実際にはフラムスティードではない。『大英恒星目録』(Historia coelestis Britannica)および『天球図譜』(Atlas Coelestis)の初版(ともにイギリスで刊行)には記載はない。はじまりは、ジェローム・ラランドによる1783年発行のフラムスティード星表のフランス語訳版、あるいはアイザック・ニュートンやエドモンド・ハレーによってフラムスティードの許可なしに刊行された予備版の星表などが考えられるが、定かではない。 星座ごとの通し番号と、星座名の属格で表す。約100年前に発表された、アルファベットと星座名の属格を使うバイエル符号に似ているが、主要な違いは次のとおり。 (ja)
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  • フラムスティード番号 (ja)
  • フラムスティード番号 (ja)
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