『ピカルディの薔薇』(ピカルディのばら)は、津原泰水による日本の短編集、およびその表題作。〈幽明志怪〉シリーズ第二作。 短篇は2004年、河出書房新社刊行のアンソロジー『凶鳥の黒影』にて書き下ろしで発表、これを表題作とした単行本は集英社より2006年刊行、2012年筑摩書房より文庫化(2017年電子書籍化)されたが、2022年現在は絶版となっている。 単行本の装丁、装画は金子國義。文庫版はカバーデザイン間村俊一、装画は水口理恵子である。