テアトル・オプティーク(フランス語: Théâtre Optique、光学劇場または光の劇場という意味)は、1888年にフランスのシャルル・エミール・レイノーが開発した映画誕生以前の動画装置である。パーフォレーションが付いた長い帯に連続的な動きを描いた絵をスクリーン上に投影することで動画を創出する装置で、アニメーションの先駆けと考えられている。テアトル・オプティークの一般興行は、1892年10月からパリので「光によるパントマイム」と称して行われたが、19世紀末に誕生した映画の隆盛によりテアトル・オプティークは衰退し、1900年に興行は終了した。