『ダ・ヴィンチ・コード』(The Da Vinci Code)は、2003年、アメリカ合衆国において出版されたダン・ブラウン著作の長編推理小説である。『天使と悪魔』に次ぐ「ロバート・ラングドン」シリーズの第2作。 レオナルド・ダヴィンチの作品であるウィトルウィウス的人体図、モナ・リザ、岩窟の聖母マリア、最後の晩餐の謎に始まり、多くの流説を結びつけた内容は世界的にヒットし、44言語に翻訳され7000万部の大ベストセラーとなった。筆者が(フィクションであるとされているにもかかわらず)事実に基づいていると述べた為、多くの研究者による論争が行われている(後述のを参照)。 日本では、2004年5月に角川書店から上下巻で刊行された(翻訳:越前敏弥)。その後、角川文庫で上中下巻の廉価版も発刊された。日本国内での単行本・文庫本の合計発行部数は1000万部を突破した。2016年には日本語版で荻野晴朗と〆野潤子の朗読によるオーディオブックがデータ配信でAudibleにて配信。 2006年、映画化。詳細は「ダ・ヴィンチ・コード (映画)」を参照。 また、アドベンチャーゲームとして、Microsoft Windows、PlayStation 2、Xboxにてゲーム化もされている。詳細はを参照。