『サン=ベルナール峠を越えるボナパルト』(サン・ベルナールとうげをこえるボナパルト、仏: Bonaparte franchissant le Grand-Saint-Bernard)は、フランスの画家ジャック=ルイ・ダヴィッドが1801年から1805年の間に描いたナポレオン1世の油彩肖像画5枚に付けられた題である。『アルプスを越えるナポレオン』その他の名称で呼ばれることもある。最初の依頼主はスペイン王で、ナポレオンとその軍隊が、1800年5月にグラン・サン・ベルナール峠経由でアルプスを越えようとする姿を理想化して描いている。